■1976年05月
■ 型式・車種記号解説
「50年排出ガス規制適合車」の型式・車種記号です。
1KGC110JTFE = 「ハードトップ2000GTX-E・S Type」 の5MT車
■ 認定型式は頭に「50年排出ガス規制適合」を表す A-、H- が付けられました。
A:専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車
H:上記以外の自動車
[A-GC110] 2000GTシリーズ
[A-KGC110] ハードトップ2000GTシリーズ
・L20E型エンジン搭載のMT車 (1975/09〜1976/02)
・L20E型エンジン搭載のAT車 (1975/09〜1976/06)
・L20型エンジン搭載車 (1975/10〜1976/06)
[A-BC110] 1600シリーズ
[A-KBC110] ハードトップ1600シリーズ
・L16型エンジン搭載車 (1975/10〜1976/03)
[A-HC110] 1800シリーズ
[A-KHC110] ハードトップ1800シリーズ
・L18型エンジン搭載車 (1975/10〜1976/05)
[H-VBC110] バン シリーズ (1975/10〜1977/08)
■ 車種記号は符号の意味と配置がこれまでと若干変わりました。
● 先頭には「50年排出ガス規制適合」を表す 1 が付けられました。
● 1600シリーズはエンジンがG15型からL16型に変わり、(K)C110 → (K)BC110 に、
1800シリーズもG18型からL18型に変わり、(K)PC110 → (K)HC110 となりました。
※上記より B、H は「エンジン」を表している事が分かります。
同時に、これまで〝基準車〟だった C110(1600デラックスのコラム3MT車)が無くなった
事から2000GTシリーズの G もこれまでの〝車台〟の識別より単にL20型を表していると
思われます。
● 「ミッション」が「シフト」の次桁目になり、「ギア数」と統合されました。
● 最後尾は「燃料供給方式」を表し、EGI付きエンジン搭載車には E が付けられました。
以上、C110型スカイライン(1976年5月末現在)の車種記号解説でした

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